【採用コラム】「鉄管(SGP)」と「塩ビ管(VP)」。同じ配管でもこんなに違う!未経験者が知っておきたい基礎知識

はじめに

「配管工」という仕事を聞いて、あなたはどんな作業をイメージしますか?

重たい鉄のパイプを担いで、火花を散らして溶接する…そんな「力仕事」のイメージが強いかもしれません。

確かにそれも配管工の仕事の一つですが、実は私たちが扱うパイプ(管材)には、もっと色々な種類があります。カッターでサクサク切れる軽いパイプもあれば、接着剤でくっつけるパイプもあるのです。


今回は、配管工事の基本中の基本である「SGP(配管用炭素鋼鋼管)」「VP(硬質ポリ塩化ビニル管)」の違いについて解説します。

「同じ配管工でも、扱う材料によって作業内容が全然違う」という面白さを、少しでも感じていただければと思います。栃木県宇都宮市・鹿沼市で配管のプロを目指すなら、ぜひ有限会社進光で一緒に働きませんか?



1. 配管の王様「SGP(ガス管・鉄管)」

まずは、皆さんがイメージする「ザ・配管」から紹介しましょう。現場では通称「ガス管」や「鉄管(てっかん)」、あるいは「黒管(くろかん)」「白管(しろかん)」などと呼ばれますが、正式名称は「SGP(配管用炭素鋼鋼管)」と言います。


どんなパイプ?

  • 見た目:銀色(メッキ)や黒色の、硬くて重い金属製のパイプです。
  • 重さ:ずっしりと重いです。4メートルの長さのものを運ぶには、体力とコツがいります。
  • つなぎ方:パイプの端にネジを切ってねじ込んだり(ねじ接合)、電気と熱で溶かしてくっつけたり(溶接接合)します。


何に使われる?

主に「強度が求められる場所」で使われます。

  • 消火設備:スプリンクラーなど、万が一の火災時に高い水圧がかかっても破裂しない強さが必要です。
  • 空調配管:冷暖房のための冷水や温水を循環させるメインの通り道として使われます。
  • ガス配管:ガス漏れは許されないため、頑丈なSGPが採用されます。


この作業の「やりがい」

SGPの配管は、まさに「職人技」の世界です。ミリ単位で長さを測り、巨大なねじ切り機を操り、天井裏に整然と鉄のラインを組み上げていく。

完成した時の「機械的で無骨な美しさ」は圧巻です。自分が組んだ配管が建物の一部となり、何十年も残り続ける。その達成感は、SGP配管ならではの魅力です。



2. 軽くて万能「VP(塩ビ管)」

次に紹介するのは、現代の建築になくてはならない「塩ビ管」です。正式名称は「VP(硬質ポリ塩化ビニル管)」。家庭の排水パイプなどで、灰色のパイプを見たことがある方も多いのではないでしょうか。


どんなパイプ?

  • 見た目:ネズミ色(グレー)をしたプラスチック製のパイプです。
  • 重さ:非常に軽いです。片手でひょいと持ち上げられるほどで、運搬や取り回しが楽です。
  • つなぎ方:専用の接着剤を塗って、継手(つぎて)に差し込んでつなぎます。ノコギリや専用カッターで簡単に切断できます。


何に使われる?

主に「水(特に排水)を流す場所」で使われます。

  • 給排水設備:トイレ、キッチン、洗面所などの水を流すルートに使われます。
  • 通気管:排水をスムーズに流すための空気の通り道として使われます。


この作業の「やりがい」

「切って貼るだけなら簡単そう」と思いましたか? 実は、VP配管こそ「繊細さ」が求められる作業なのです。

水は高いところから低いところへ流れます。VP管で排水ルートを作る時は、「勾配(こうばい)」と呼ばれる絶妙な傾きをつけなければなりません。

傾きが足りなければ水が詰まり、傾きすぎても流れが悪くなる。建物の床下という狭いスペースで、計算通りに完璧な勾配を作れた時は、パズルのピースがハマったような快感があります。



「進光」なら、どちらの技術も身につく

配管工事の会社といっても、「SGP専門(溶接メイン)」の会社もあれば、「住宅の塩ビ配管専門」の会社もあります。

しかし、有限会社進光は、その両方に対応できる技術力を持っています。


幅広い現場が、あなたを育てる

私たちは、オフィスビル、学校、病院、工場など、比較的大規模な建物の設備工事を手掛けています。

こうした大きな現場では、「空調にはSGP」「排水にはVP」「給水にはポリエチレン管」といったように、適材適所で様々な種類のパイプが使われます。

進光に入社すれば、一つの素材だけでなく、あらゆる管材を扱うスキルを現場で自然と身につけることができます。

「溶接もできるし、塩ビの勾配もとれる」。そんなマルチな配管工になれば、この先どこへ行っても仕事に困ることはありません。一生モノの「武器」になるのです。



未経験でも大丈夫?


「種類がいっぱいあって覚えきれるかな…」と不安になる必要はありません。

最初は先輩の手元(サポート)として、「次はVPの75ミリ持ってきて!」と言われたらパイプを運んだり、接着剤を塗る準備をしたりするところからスタートします。

毎日パイプに触れていれば、「これは重いから鉄管」「これは軽いから塩ビ」と、身体が勝手に覚えていきます。

進光は少人数の会社ですので、マニュアルを押し付けるのではなく、あなたのペースに合わせて先輩が隣で丁寧に教えます。分からないことがあれば、その場ですぐに聞いてください。


まとめ

鉄の強さと、塩ビの繊細さ。

両方操れる「プロの配管工」を目指しませんか?


配管工事は、建物の「血管」を作る仕事です。

鉄管で命を守る消火水を運び、塩ビ管で生活の汚れを流す。私たちがつなぐパイプの一本一本が、建物の中で生きる人々の快適な暮らしを支えています。

栃木県宇都宮市・鹿沼市で、安定した仕事と確かな技術を求めている方。

モノづくりが好きで、コツコツ作業に没頭したい方。

有限会社進光は、そんなあなたを歓迎します。まずは現場の雰囲気を見るだけでも構いません。お気軽にご連絡ください。


→ 進光の採用情報はこちら

→ 進光への求人の応募はこちら